父の時代からだから、もう100年以上経つんじゃないですかね。
もともとここには100本以上の木があって、伸びるにまかせっきりだったから、すごいことになってまして、来客のたびに、「何とかせぇ!」と言われてましたね。
古い樹々ってこともあって、なかなか伐採の決心がつかなかったんです。
そんな時、娘の家の隣の家で、庭仕事をされているのを見ました。
なかなかいい仕事ぶりで、剪定も見事でした。
それが優侑テラスさんだったんです。
それをきっかけに庭の大リニューアルをお願いしました。
樹々の伐採にあたっては神社から来ていただいてお祓いをとり行いまして、安心して庭造りを進めることができました。
古い時代からの池や石を残しながら、それらが一層美しく活かされるような庭になっています。
伐採できれいになった小山には、小路を通し、石組みで外壁を築き立派な京都仕立ての庭になりました。
この庭、できたの去年なんですが、「新しい庭」って感じがしないでしょ?
新しくしすぎないよう、元の風景を活かし、自然な庭に仕上がったと思います。
庭にできた小路を散歩したり、きれいになった滝の周りの苔を観察したり、ここで一服すると気分がいい!
朝起きたら、まずは庭を見に来ます。
心安らかで、そして気分がとても爽やかになるんですよ。